屋根にソーラーパネルを載せる方がいいのか?⑤

太陽光発電でおトク!

写真)Tesla Powerwall

新築でも既築でも購入が難しい場合、リース対応できる「シェアでんき」の設置を標準としています。電気代に関しても抜きに出ています。

新築では他に「建て得」も標準としてます。「シェアでんき」は既築でも設置可能ですが、「建て得」は新築のみになり、ZEHであることが条件となりますが、「シェアでんき」にはその条件がありません。

信用・信頼の点からは、「シェアでんき」は、ENEOS

「シェアでんき」2018年1月の創業以来、「分散電源の創出を通じて、再エネ100%の世界をつくる」をビジョンとして、主に家庭のお客さまに対して、太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」を提供しています。

「建て得」は、LIXILと資本提携関係があります。

最終回となる屋根にソーラーパネルを載せる方がいいのか?⑤では今、最も注目されている「蓄電池」どうする?設置するならば何?をまとめました。

蓄電池のタイプ別

蓄電池にはメーカー、機種により容量や出力に違いから停電時に使用できる電気製品が限定されてしまいます。

蓄電池にはメーカー、機種により容量や出力に違いから停電時に使用できる電気製品が限定されてしまいます。

  • ペットや小さなお子様、高齢者の方と同居されているお客様にとっては、自然災害による停電時に、事前に指定した電気製品しか使用できないと不安を感じることは予想できます。
  • 千葉 台風15号(2019)の長期停電では、蓄電池により長時間エアコンが使えたことで助かったという事例を聞いています。ここで知っておかなければならないのは、突然長時間停電になった時に、蓄電池が満タンであればよいのですが、空に近い状態だったとしたら、その分しか使えないということです。
  • 翌日、晴天になり余剰電力を蓄電池に貯められれば、停電時であっても蓄電池の電力は使えます。(目安:3kWの太陽光発電で、晴れた日で1日13.5kWh以上の電気を浮き出すことも可能)

蓄電池単体でも設置できますが、太陽光発電システムと組み合わせて使用することで、通常でも電気料金の削減効果が期待できます。

結論、災害時の分も含め大容量の蓄電池(9.8kwhとか10kwh以上)の全負荷蓄電池の方がいいと思う人もいれば、翌朝になれば太陽光発電できるから特定付荷(4.2kwhとか6.5kwh)の方が費用も含めいいと思う人もいるということです。金額的には全負荷蓄電池の方が高くなるので、特定付荷電池の方を進める人もいます。

買取りの場合は、メーカーも容量も制約はありませんが、0円ソーラーの場合は、付けられる蓄電池のメーカーも含め決められていることが通常です。太陽光+蓄電池をお考えの方は、どんな蓄電池が設置できるかもチェックしておく必要があります。

「シェアでんき」の場合は、全負荷蓄電池テスラ「Powerwall」一択(2022.03)となります。

その際、10年、15年(リース終了)後に好きな蓄電池を入れることで、そのころには、蓄電池の価格も下がっているからと後付け計画も含め検討しておくとよいでしょう。

注意点:0円ソーラーであっても蓄電池が0円になるわけではありません。電気代は安くなりますが、蓄電池本体の商材費用は別途となりますので、持ち出しが増えます。したがって、得するものとはいいがたいですが、EV車を自宅充電されるかたは、メリットは大いにあります。

停電時に使用できる容量から考える/家庭用電池の選び方停電時の違い

蓄電池は主に100V対応機器と200V対応機器の2種類の機器があり、導入する機器によっては停電時に使える家電製品が制限される場合があります。

  • 100V対応・・・冷蔵庫、TV、照明、携帯の充電など
  • 200V対応・・・冷蔵庫、TV、照明、携帯の充電+200V対応エアコン、IHクッキングヒーターなど

ひと昔前は100Vの家電製品が中心でしたが、近年では200Vを利用した家電製品が増えてきました。

200Vの機器の例を挙げるとIHクッキングヒーター、エコキュート、エアコン、電子レンジなどがあり、停電時にもこれらの機器を使用したいとお考えの方は200V対応の蓄電池をおすすめします。

ただし、容量の説明でも紹介したとおり200V対応の家電は消費電力が大きいため、停電時に使うとすぐに蓄電池の容量がなくなるため使用方法には注意が必要です。

シェア電気蓄電池モデルの場合

「シェアでんき」「Powerwall」があれば、自宅で作った再生可能エネルギーを自宅や電気自動車に供給し、電力会社への依存を減らすことができます。家庭用蓄電池Powerwallは、家庭で使いきれなかった太陽光発電による電気を蓄電し、太陽が沈んだ後でも、太陽光によるクリーンな電力を使うことができます。

出典:シェア電気HPより

万が一の停電時には、「Powerwall」から自宅や電気自動車の充電器へ電気を供給することができるので、いつでも安心してお過ごしいただけます。

Powerwall(テスラパワーウォール)」について

出典:シェア電気HPより

テスラパワーウォ―ル設置にあたり分かっていること
  • 停電時合計1kWの家電を13.5時間利用可能
  • 蓄電容量は13.5kWh、国内で販売されている蓄電池の中では蓄電量はトップクラスの大きさ
  • 一般的な使用で、連続運転は5.0kW、ピーク時は7.00kWと記載されていますが、5.0kWの出力と考えていい。5.0kWなので、電力の契約でいうと50A相当になる。これは一台計算なので、2台設置した場合は10.0kWの電力が同時に(連続出力)で使える計算になります
  • 全負荷蓄型で、200V対応で家一軒まるごと停電時(災害対応)にも対応できる
  • 系統から電気充電する場合は3.3 kWが上限なので、容量が13.5kW =4時間位で満タンになる
  • 太陽光から蓄電する場合には一台当たり7.5 kWなので、10 kW以上搭載している場合は2時間弱で満タン
  • 本体が奥行14.7㎝とても薄い
  • 補助金非対応(HEMS非対応のため)
  • 保証が10年
  • 2022現在採算はあいません(他でも同じ)

以上のこと

から、蓄電池は災害時に家庭の生活を守る備えとしても活用します。

まとめ

太陽光発電の有効活用として注目の蓄電池ですが最近の災害状況を思い返すと、いつ停電が発生するかわからない状況です。

ご存知ないかもしれませんが、毎日日本のどこかで停電は起きています。

“うちのところは今までなかったから大丈夫”といっても100%ならないという保証はありません。

温暖化による大きな災害が多くなり、停電が長期間に及ぶ可能性があります。

私たちの生活に電気は欠かせないということも忘れてはなりません。

わが家で安全に過ごすには電気の備えも必要なことから、太陽光の活用+災害への備え。両方の面を重要視する必要があるかと考えられます。

蓄電池導入の際は、最適な製品を相談することはもちろん、アフターサポートもしっかりしたお店で購入する事がおすすめです。

最適な製品は、太陽光のご利用状況や蓄電池のご使用方法などによって機種が変わってきます。

設置する家の状況によっては設置できない蓄電池もございます。

家庭用蓄電池の容量選びのポイントは?
  • 電気代が、毎月5,000円未満なら5kWh前後、5,000~10,000円なら5~10kWh、10,000以上なら10kWh以上の蓄電池がおすすめです。
定格容量と実効容量の違いはなんですか?
  • 定格容量は、蓄電池に貯めることができる容量です。ですが、定格容量全てを使用できるわけでなく、蓄電が0%にならない為に設けてあるセーフティー容量が実効容量です。つまり実効容量が、蓄電池で使用できる容量となります。

 

弊社では、新築・既築住宅に太陽光(0円ソーラーパネル)発電蓄電池モデルを考える方向け

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