後悔しないコロナ禍の焚火のある暮らし
コロナ禍もあり「ソロキャンプ」を始めたりして、焚火をする機会も増えていることと思います。またはテレワークで家にいる時間を楽しみたいと、自宅で薪ストーブのある生活をしたいと思っている方も多いことと思います。
薪ストーブ生活のイメージは・・・
- 炎のゆらぎ
- 薪の匂い
- 輻射熱のポカポカ
- 五感で楽しむ
- 脱化石燃料 循環型林業とセットでエコ
- 薪材を乾燥させる
広葉樹がいいとはいわれますが、薪というと、カシやナラなどの広葉樹と思いがちですが、この火付きがよく、短期間に燃えるスギやヒノキやサワラなどの針葉樹も立派な薪なのです。
1棚=36cm×1.5m×1.5m
薪棚の量 平均10棚
敷地に薪棚スペースを確保できるか?薪棚レイアウト
1棚=25,000円 10棚= 250,000円 業者から買うと
薪材をいかに安く手に入れるか? 薪を買うなら 薪ストーブをあきらめるのも一つ
毎日つかわないのならば、あきらめるのも一つ
ホームセンター 薪 一足 直径22.5cmの輪っかで 一足 重さ7kg~10kg
給気量が少ないと不完全燃焼してしまうため、高性能住宅(高気密)では給気不足となるので注意が必要です。
小型石油ファンヒーター エアコン暖房 ≒ 3.5kw ドライヤーだと3つぐらい動かす量
薪ストーブは 燃焼状況で温度変化する
煙突は最低5mは必要そうするとドラフト効果が期待でき煙を引っ張る力が出る
煙突掃除を考えてレイアウトを考える
鋳物:輻射式 バーモントキャスティングスはアメリカの薪ストーブブランドです。
一番人気の「アンコール」日本の家にフィットするサイズ感とクッキング力も魅力。
薪ストーブを検討する場合は、煙突にお金(ストーブの同額の)を掛けましょう。
安い煙突だとタールがつきやすく 沿道火災ノ可能性が高くなります。
ヨツール社の製品に搭載したクリーンバーン(Clean burn:自動二次燃焼システム)から生まれる、“オーロラの炎”と呼ばれる美しい燃焼のできる薪ストーブはガスとともに排気に混じる微粒子までを燃焼することから、大気汚染から地球を守るクリーンな炎としても注目され、クリーンバーンの技術が市場に高い評価を得ています。
超高性能住宅→蓄熱ストーブ ヨツール:ゴラヤ 縦長で上部燃焼蓄熱部位
薪棚の量 平均10棚 であれば買ってもいいかもしれない 高性能住宅だと≒ 5棚 25,000円×5=125,000円
超高性能薪ストーブ(給気口付き)であれば、→3棚ぐらいで考えられます。(※薪ストーブ使用時間により大きく変わります。)
ペレットストーブも同様高性能住宅では、小型のものを選ぶようにしましょう。
株式会社新越ワークス:FF式 輻射タイプ ストーブRS-MINIは、仮設住宅用に開発されたものなので、小さいメリットがあります。
エシカルな燃料
燃料である木質ペレットは、間伐材や 製材所のおが屑など、今まで活用されていなかった木材が原料。 再生可能な木を最大限に利用することで、エネルギーの地産地消だけでなく、森林再生への貢献、山間部での雇用創出など、様々な効果があります。
マイナス面も記載しておきます。
- 送風音
- 炎の魅力小
- 買う燃料
まとめ
鋳物製のマイナス面は、経年変化からガスケットの劣化してしまうことから、現在は鋼板ストーブに移行しています。
薪ストーブ
- 五感で愉しむ 快楽暖房
- 薪をどうする
- レイアウトは暮らしの真ん中に
- 煙突にお金を掛ける
- 高性能住宅には蓄熱ストーブ
- ペレットストーブの可能性
- 外気取入キットが無いものは、薪ストーブ付近に給気口を設ける
イエルカの薪ストーブ
輻射式 一次燃式オーブン付きハンドメイド薪ストーブ
我が家(食楽居の家)に合う「薪ストーブ」選び。
車選びと一緒で、決めるのには悩むことと思います。
我が家の「薪ストーブ」MOMOを紹介します。
長野県築140年の古民家に暮らすイエルカ・ワインさん作。
寒い長野での冬の生活の中で、実用的で使い勝手がよく、さらに美しく楽しく暮 らすためにイエルカさんが考えた「薪ストーブ」です。
イエルカさんが考えた「薪ストーブ」です。
【イエルカさんの薪ストーブの特徴】
- ビューティフル
- 長持ちする
- 耐火レンガを底と中の周囲に施し、鉄板は厚くて丈夫
- 手入れが簡単
- スペシャル等など。
燃焼システム
ストーブ上面から燃焼室内へ向けて2本のパイプが取り付けられています。
この2本のパイプはストーブ上面で熱せられた空気を取り入れ、燃焼するため、室内の薪から出るガスとを完全に混ぜることができるため燃焼効率が高まり、薪から得られる熱エネルギーの利用を最大限得る事ができます。
そしてこの燃焼効率により、煙突にススやクレオソート等の付着物が少なくメン テナンスが容易となります。
デザインは日本の侘び、寂びに合う円形、シンプルで洗練度抜群。
窓のところは耐熱セラミックガラスを二重に施しています。
オーブン付きの薪ストーブが基本。
鉄板がとても厚く、耐久性には問題がありません。
薪ストーブ専門店の方もこの厚さには驚いていました。
この鉄板の厚さが、針葉樹(杉等)を燃やしても火力に耐えることができます。
薪の材種を選びません。
この使用でこの金額は最大の魅力です。
いろんな面で、ノーメンテです。(煙突はメンテが必要)
作家言:鉄は黒皮仕上げです。(塗装はしません)
当然、室内にあっても湿気により錆が発生しますので、使わないシーズンはオイ ルを塗って錆止めしてください。
この薪ストーブは、高性能住宅に使えるかというと、おすすめはしませんが、専用給気口をストーブの近くに設置すれば安全に使えるはずですが、プロの方に相談してからの設置が望ましいと思います。
- 高性能住宅では、必ず必要な空気の供給(給気口)を確保する事
- 長時間使用しない(暑くなりすぎてしまう可能性がある)
- 薪の調達に注意(買わないとしても、薪割りによる労を燃やす作業が必要)
- 広葉樹の薪は硬くゆっくり燃えてくれるので適している。
これからの住宅は今まで以上に、高気密・高断熱へと向かっていくなか、これから選ばれる薪ストーブが、“高性能薪ストーブ”なのか従来からある薪ストーブ等なのかを第一に安全面からご検討していただく必要があります。
当然ですが、高性能になれば薪ストーブも高額となる傾向になりますので、超高性能な家にする場合は、薪ストーブをやめるという選択肢も出てきます。
“高性能薪ストーブ”とは、給気口+保温性+気密性の両方を兼ね備えているものです。
薪材の変化
30年前から家が変わったように、必要とされる薪材も変わりました。
“高性能薪ストーブ”は、燃焼による空気量不足で、ガラスが曇りやすくなるため注意が必要です。
“高性能薪ストーブ”の条件は、カシなのどの大きな薪を燃やすには給気量が足りなくなる(ドラフト(30pa))ため、昔は比重が高く大きな体積が求められていましたが、“高性能薪ストーブ”では、小さな体積で表面積の大きい薪が好ましくなります。
YouTube:イエルカの薪ストーブ
HP:イエルカの薪ストーブ
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建築家・家相家のいる建築設計事務所より