建築・リノベについて-新築と中古どっちを選択？-

建築・リノベについて

安心・安全で快適な暮らしづくりの土台として、断熱性能と耐震性能は、エンドユーザーの関心が高い要素です。

国からも成長市場と期待され、希少な立地環境での佇まいや、大切な住まいを住み継ぐ魅力のある中古住宅のリノベーション領域ですが、設計・施工の煩雑さ、リスクを回避する方法がわからず、工事コストがボトルネックになることが多く、未だに実証案件が少ないのが現実です。

リノベーション住宅、到来。

新築と中古どっちを選択

日本では海外に比べ「新築」に対する強い思いれがあるようで、「新築を建てることこそがステータス」と思える風習が根強くありまいた。

え～ありました・・・？

マンションにおいては新築よりが新築供給戸数を上回っています。

データ出所：「中古マンションの成約戸数」に関する（公財）東日本不動産流通機構（東日本不動産流通機構）の公表資料による（http://www.reins.or.jp/library/）

首都圏のマンションにおいて2016年、2017年、2018年と3年連続で「中古成約戸数」が「新築供給戸数」を上回っています。

これは都心部で見られる動向ですが、現在郊外への広がりが見られます。

ここ近年は離職者も若者世代、子育て世代も「分譲住宅で隣家と同じような新築を・・・」という考え方から消費者は少しずつ離れていっているようです。特徴としては年代区別関係なく「自分流」という個性の見えるオンリーワン生活を求める時代になってきているとおもいます。

どうして、中古なのか・・・

近年ではテレワーク化の増加もあってなおさらですが、中古物件を購入し、購入者自身が自由にリフォーム・リノベーションを行うというスタイルも流行となっています。

これからの新築市場と中古市場は

国の政策は、住生活基本法や空き室対策、100年住宅構想など・・・今後も基本的には中古市場を活性化させようという方向に進んでいくと思われます。

立地などの好条件の中古市場の売買は今まで以上に盛んになると思われます。

逆に、地方や郊外での中古市場も活性化していくと思われますが、「特定空家」増加についてはより一層深刻化する問題となっていくと思われます。

今後はリフォーム市場が活況を迎えることに期待している。中古住宅を購入して自分好みにリノベーションする動きは以前からYouTubeなのでも活発だったが、コロナ禍で在宅勤務が広がり、今の住まいでは「働く場所」をどう確保するかが重要なテーマとなってきています。

まとめ

コロナ禍緊急事態宣言下において、テレワークを実施した企業は全国で55.96％。大企業では8割以上、中小企業においては5割以上が導入しており、コロナ禍でテレワークは大きく拡大しました。

このパンデミックにより日本の働き方も大きく変わり、決して止まることはないと思えます。

今後、中古住宅の売買が盛んになることにより、住宅の購入者の場所的な選択肢が増える結こととなります。

ここで、新築派と中古派に分かれますが、中古派の場合は場所を選ぶこととなります。

中古派はは新築よりも安いから中古住宅を選択するのではなく、場所を選択し、自分好みにリフォーム＆リノベーションができる為中古住宅を選ぶ方が増えているということです。

「リノベーション」といっても、考え方の違いもあいまいなまま使われているのが現状です。弊社では、ユーザーが安心して選べるリノベーション住宅とは何かを考え、品質基準に適合した安心して選べるリノベーション住宅を提供しております。

リフォームは、時間を経て内装を新築状態に戻すことを指します。使いずらいキッチンを最新のシステムキッチンに取り替えるなど・・・「原状回復」のことです。

元の状態までの復元を目指すリフォームと違い、元の状態以上の新たな”価値“を付加することが”リノベーション“という考え方です。

リノベーションとは復元を目指すリフォームと違い、中古住宅を元の状態以上の新たな”価値“を付加するライフスタイルに合った住まいによみがえらせることです。家族のライフスタイルに合わせて間取りや内外装を刷新して、快適な暮らしを実現する現代的な住まいに再生が可能です。

リノベーションの場合は、基本性能の向上も考えておきたい。例えば断熱性能が低いと、エアコンをかけても暑い・寒いが改善しにくいだけではなく、光熱費が余計にかかる。テレワークによって在宅時間が長くなると温熱環境は重要な課題になります。特に築年数が経過している物件に住んでいる場合は、併せて検討すべきポイントですが、窓の改修が最も効果のあることをお忘れなく・・・。予算にもよりますが、できるだけ性能のよいものを検討するようにしましょう。

工務店と協働し、マンション・戸建住宅リノベーションを普及しております。

弊社では、外気変化の影響を最小化する断熱性能と、建物の骨格となる構造補強による耐震性能を向上を希望される方は→40分無料相談予約をご利用ください

建築家・家相家のいる建築設計事務所より

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